UNIXの使い方
(ラズパイZeroで学ぶLinux)
 

-- bashスクリプトその2 --

bashスクリプトはテキストファルで作成されています。
このファイルは、行の先頭が # で始まる行はコメントで1行目に #! で始まっている場合そのあとに指定されるプログラムファイルにより実行されます。
従って1行目に #!/bin/bash と書くことでbashで実行されるスクリプトとして認識されます。
また、このスクリプトファイル単独で実行させるためにはこのファイルに実行権を与える必要があります。
例えば、hogeというテキストファイルに実行権を与える場合は、 chmod +x hoge というコマンドを実行します。
chmod コマンドは +x で実行権を与えます。また、 -x を付けて実行すると実行権を取り消します。
またchmodコマンドは、8進数で読取権限、書込権限、実行権限をファイルの持主(オーナー)、同一グループユーザー、その他のユーザーに関して一度に設定することもできます。
例えば、先ほどのファイルhogeをオーナーのみが実行できるように指定する場合、chmod 500 hoge という風に指定すると
ls -l hoge で確認してみると、 -r-x------ と表示されるはずですこれは先ほどしていした500を2進数に変えると101 000 000となって1の部分が与える権限と一致しており、8進数の3桁の各桁はそれぞオーナー、グループ、その他に与える権限です。
参考 ファイルやディレクトリのアクセス権限
ではcat コマンドとリダイレクトを使って hoge というテキストファイルに実行権を付けて Run Script file!! と表示してみます。
なお最後に[ctrl]+dキーを押すとプロンプトに戻ります。これは[Ctrl]+dがファイルの最後を示すためです。

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