UNIXの使い方
(ラズパイZeroで学ぶLinux)
 

-- C言語で使用する基本型 --

C言語で使用できる型は、char, int, long, float, doubleが基本となっています。
char, int, longに関しては整数を扱う型,float, doubleに関しては浮動小数点を扱います。
加えて整数型の前にunsigned を加えることで正の整数のみを扱うことができるようになります。
char は8bit(2進数8桁)、符号を扱う場会う符号で1bit、整数部に7bitを使い最上位Bitが1の場合負の数を扱います。
整数部の7bitで表せる範囲は、0から127の範囲ですがー0は存在しないため負の数を表す範囲はー1からー128の範囲になります。
したがってその他の整数型に関しても負の数は正の数より一つ多くなります。
また8bitという幅は特に記憶容量を表す最小単位の1byteとも呼ばれます。
char 型以外の整数型は、CPUの性能や処理系(OS)によって異なってきますのでsizeof演算子で確認しておきましょう。
浮動小数点に関しては、floatが単精度、doubleが倍精度とよばれそれぞれの長さは4バイトと8バイトです。
あとこれらの方に加えてvoidという不定型(型がない)という特殊な意味がある型と8種類(整数型符号なし・ありで6種類)とそれぞれのポインター(各型に*を付けた型)があり変数や関数に適用されます。
関数宣言で型を宣言しなかった場合はint型として扱われます。

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