UNIXの使い方
(ラズパイZeroで学ぶLinux)
 

-- C言語の話 --

C言語はpythonやnodejs等とは違いコンパイラ言語です。
そもそもコンピュータ言語は、コンパイラ言語とインタープリタ言語の2種類に大別されます。
コンパイラ言語にはalgol、pascal、fortran等があり、python、nodejs、perl、php等はインタープリタ言語です。
コンパイル言語とインタープリタ言語の大きな差は処理速度の差で、インタープリタ言語はテキストで書かれたプログラムを読み込んで逐次処理されるのに対して、あらかじめCPUが理解できるコード(アセンブラ)に変換されるために処理速度がインタープリタに比べて早く動作します。
Cコンパイラは、cpp、㏄、ldの3つのコマンドで構成されます。なのでccコマンドを呼び出してみるとインストールされているかがわかる。
ちなみにcpp はC言語プリプロセッサ(#で始まる行を処理する)
ccはCコンパイラ、ldはリンカーと呼ばれコンパイルされた.oファイル(オブジェクトファイル)とライブラリ(lib~.a)等を結合して実行可能ファイルを出力します。

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