プログラムを作ろう!

-- 計算結果の体裁を整える。 --

今回のプログラムは、prog2.pyという名前で作る事にします。
Windowsではコマンドプロンプトから
notepad prog2.py


Linuxではターミナル(端末)を起動して
gedit prog2.py


ラズパイではターミナル(端末)を起動して
mousepad prog2.py


で起動します。今回のプログラム内容は以下のように入力します。
ただし、1行目はLinuxやラズベリーパイで実行するための行であることに注意してください。

#!/usr/bin/python3
a = 2
b = 13
print("{}+{}={}".format(a,b,a+b))

このファイルを保存してWindowsの場合はコマンドプロンプト内で
python3 prog2.py
Linuxやラズベリーパイでは
chmod +x prog2.py とした後
./prog2.py
または、
python3 prog2.py
で、これを実行すると 2+13=15 と表示されます。
プログラムを見ていきます
a = 2
では、変数と呼ばれる名前付きの記憶領域に数値の2を記憶させるており、これを「変数aに2を代入する」と言います。
数学では = は=の左右の式が等しいことを意味しますがコンピュータ言語では、=の左にある左辺値に=右側にある値を代入(記憶させる)という意味になります。
なので=を代入演算子と呼びます。
ではその下の
b = 13
はbに13を代入しています。
print("{}+{}={}".format(a,b,a+b))
は結果を表示している部分なので結果を見ると大体の想像がつくかとおもいますが、{}中にformatと書かれた()の中身が順番に入ります。
このformatは文字列オブジェクトのformatメソッドといいprint関数の機能であるかのように書かれている場合が多いのですがそうではなく文字列という物(文字列オブジェクト)に与えられたformatという手段(formatメソッド)であることに注意が必要です。

#!/usr/bin/python3
a = 2
b = 13
str = "{}+{}={}".format(a,b,a+b)
print(str)

という風にしても同じ結果を得ることができます。
これはstrという名前の変数に"{}+{}={}".format(a,b,a+b)で示される文字列を代入しています。
このようにPythonでもExcel同様に様々なタイプ(型といいます)のデータを扱います。

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