プログラムを作ろう!

-- while文によるループとif文 --

for文によるループ処理では in 以降にある要素分だけ繰り返しましたが、
while 文では while 後ろに書かれている条件が成り立っている間繰り返し処理が行われ、if 文もif の後に続く条件によって処理を変えます。
これらの条件は数値的にはTrue(真)は0ではない値、(偽)は0になっています。
通常は、< , > , ==, != (順に小なり、大なり、等価、非等価)などの比較演算子を使って数値などを比較してその結果に従います。
ではこれらを使って数あてゲームを作ってみましょう!
数あてゲームの仕様は以下の通り乱数で1から10までの数値を乱数で発生しその数値を3回以内に当てればプレーヤーの勝ちとします。

#!/usr/bin/python3

import random

n=3
r = random.randint(1,10)
while n > 0:
    instr=input("1から10までの数値を入力してください。:")
    i = int(instr)
    if i==r:
        break;
    n = n - 1
if i != r:
    print("私の勝ちです")
    print("正解は{}でした。".format(r))
else:
    print("あなたの勝ちです")


先頭にある import は import random で乱数を発生するライブラリを読み取っています
while n > 0: はn が0より大きい場合は繰り返し処理を継続します。
if 文の部分が2つあり1つは、
if 条件:
  条件に一致した場合の処理
条件に合致した場合だけ処理を行うものともう一つは、
if 条件:
  条件に一致した場合の処理
else:
  条件に一致しなかった場合の処理
条件に合致した場合の処理とその他の処理を分けるものとなっています。
また、breakはループを1つ抜けます。

1行目の#は実行するプログラムを指定しておりこのファイルに実行権をつけることで外部コマンドとして認識されます。
また、3行目のimport はその後に続くrandom(乱数ライブラリ)を読み込んでいます。

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